近々ある法事の準備の為、いつもお世話になっている結納品屋さんにのし袋を買いに出かけました。
西宮市笠屋町の「みやこ商店街」にある「おきな屋」さんです。
おきな屋さんはのし袋に表書きを書いて下さるので、字の下手な私にとっては非常に心強い存在です!
因みに私の婚礼の時にも大変お世話になりました。
ぽかぽか天気の中行くと扉が全開になっており、先客ありかな?と思いつつ車をとめて中に入りました。
お店に入ると先客はなく何時ものように奥さんが出てこられて、あっ!という感じでいつもと変わらず出迎えてもらえました。
頻繁に伺っているのでは無いので、お店の方が変わっていたり顔を忘れられていたりしないかな?とい
ったちょっとした不安感みたいな気持ちもあって、憶えてもらえていていつもの方がいつもの様にいつもの笑顔で出迎えてくれたことに嬉しくなりました。
出迎えてくれた奥さんに今回の用件を伝えると奥にいるご主人が表書きを書いて下さいます。
その待つ間、日当たりの良いお店の入り口で世間話をあれこれとしている間に品と風格のあるのし袋が出来上がります。
父の一周忌を来週に控えて準備しています。
準備のため伺ったお店、春のあたたかな陽ざし、何気ない会話…少し感傷的になっているんですね。
父の法要はふた月ほど繰り上げて祖母の十七回忌に合わせてお勤めすることになりました。
今も父を訪ねて話をして下さりありがとうございます。
一周忌を前に改めてまして、
皆様から生前中に賜りましたご厚情に心より感謝申し上げますとともに、
いつもの様に、いつもの笑顔で、父がしてきたように母がしてきたように、祖父母もしてきたように、
わたしもそのようにお客様をお出迎えして参りますので今後も変わらぬご厚誼のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
初一寝具店 店主敬白