5/20土曜日のこと
天気予報ではずっと雨マークが出ており心配していた「東鳴尾 ふぁみりーマルシェ」。
結果はと言いますと、良い天気に恵まれたくさんの方がお越しになり、賑やかな催しとなりました!
弊店が出店する経緯は「なるっこ食堂」さんからお声掛けいただいたご縁からで、今回させて頂いたのは綿から糸になる様子を子ども達に体験してもらう「糸紡ぎ体験」でした。
大変珍しかった様子で、大勢の子ども達が楽しそうに糸紡ぎ体験をしてくれました。
私にとっては木綿わた(cotton)を知って頂くとても良いチャンスと思い、糸紡ぎ体験とセットでご興味のある方へ向けて『自由にお持ち帰りして頂ける綿の苗』をご用意していました。
持ち帰り用に当日持って行ったのは、きれいに双葉が出揃った苗、35ポット。
我ながら感心するほど植え付けに適した苗が出来ていました。
勿論、種を蒔いたのは35ポットだけではなく、プラス10ポットほど用意していました。
今朝の話なのですが、
持って行けなかったその苗たちが、今すべて発芽して芽を出してきています!
すでに双葉が出揃うものもあれば、わずかに茶色い土から芽を覗かせるもの、そして芽はまだ土を切ってはいないものの、茶色い土を力強く押し上げている最中の芽たち!
水をあげ終わった私は嬉しくて部屋に戻るなりその話をしていました。
その出来事が私に気付かせてくれました。
残った綿の苗たちが過ちの多い親としての私に、大切なことを教えてくれていました。
早い成長を見せるものに目がいってしまう性を。 力強く生きようとしているにもかかわらず、優劣をつけようとする愚かさを。