お店の車を停める駐車場が変わったため、当然なのですがお店までの道中も変わりました。
以前より少し遠くはなりましたが、通う街並みの中でとても新鮮に感じている景色が「まんぼうトンネル」です。
西宮市には三つありその内の一つになります 。
そのまんぼうトンネルの歴史についてはまたの機会にしたいと思います 。
いま「 町名の話 西宮の歴史と文化 著者 山下 忠男 」という本を、親戚の叔母から借りています。
パラパラめくって気になる町名があればそこを読む程度です。
最初にさがしたのはやっぱり今あるお店の町「馬場町」。「ババチョウ」と読みます。
大阪にも馬場町があるようですが、読み方が違っていてそこは「バンバチョウ」。
その著書でわかりましたが、当地は「神事の競馬が催された地」だったそうです。
著書から引用させて頂きます 。
「町名の由来は、この通りで毎年の米の豊凶を占う競馬が行われたからである。競馬といっても、数頭で勝負を決する現行のとは異なり、2頭の馬が同じ道を何回となく行きつ戻りつする様子を見て年占いをしたので、狭くてもできた。」
「 引用元 町名の話 西宮の 歴史と文化 著者 山下 忠男 」
と記載されています 。
町名の由来がわかってちょっとすっきりしました。
いまでも農作物の豊凶を占う神事はTVのニュースで見かけることがあります。
今年もまもなくお米の収穫時期に入ります。
私の元田んぼはすべて綿畑にしましたので、残念ですが今年からお米の収穫がありませんが、
里山への行き返りはもとより農作業中に見かけるたくさんの田んぼを見れば、すでにしっかり穂をつけて首を垂れる稲穂から察するに、豊作ではないでしょうか。
収穫まであと少し。
コンバインを操る農家さんの笑顔が目に浮かびます。