初一寝具店の理念
- お客様に良質な睡眠をお届けしたい。
- 高品質な昔ながらの木綿ふとんを生産・販売したい。
- 布団産業の復興、木綿ふとんの復権、ふとん職人の事業継承をしたい。
- SDGsの「つくる責任つかう責任」「すべての人に健康」の実現に貢献したい。
- 里山農業の普及、古き良き産業・昔ながらの工法を次世代に伝えたい。
理 念
ご挨拶
西宮神社門前で店舗を営む「初一(はついち)寝具店」、店主の高寺です。
当店は昭和28年の創業以来、西宮の地域に根ざした昔ながらの布団店です。
お客様の健康で明るい暮らしに貢献したいという想いから、お一人おひとりに合ったオーダーメイドのお布団のご提案いたします。
お布団は熟練のふとん職人が一枚一枚、真心を込めてお作りしています。
職人がお仕立てする木綿ふとん・シルク真綿ふとん・羽毛ふとんなど、寝心地の良いお布団のご提案だけでなく、古くなったお布団の「打ち直し・仕立て替え」によるお布団の再生も昔ながらに承っております。
高品質な寝具による十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めてください。
※西宮市HPにて、西宮市が所蔵する古写真や歴史資料などのデジタルデータを検索・閲覧するためのサイト、「にしのみやデジタルアーカイブ」が公開されました。キーワードに「初一寝具店」と入れて、ぜひ検索してみて下さい。
西宮の地に根付く初一寝具店
西宮では、古くより漁業が盛んに行われてきました。
中でも鰯(イワシ)漁は西宮の主要な産業の一つでした。
江戸時代中期以降、綿・菜種・藍草など特用作物が栽培されるようになりますが、それを支えたのが魚肥である干鰯(ほしか)です。
西宮にはかつて多くの綿花畑がありましたが、そこに用いられたのが干鰯でした。
布団の中綿として使われる綿花ですが、干鰯はその栽培に非常に相性が良く、綿花栽培と鰯漁は密接な関係にあったのです。
その後西宮漁業は衰退し、また綿花栽培も輸入綿に押され衰退してしまいましたが、漁業で活気のあった当時から店を構える初一寝具店は、今日も西宮の皆様の生活に寄り添い、営業を続けています。
戦前営んでいた前身である呉服商(屋号:大阪屋)が西宮大空襲の大火により焼け出された後、当時の店舗からすると通り1本南の現在地にて、1953年(昭和28年)創業。
着物から洋服への変遷を見て、繊維製品の目利きを生かし寝具販売店(屋号:初一寝具店)として開店しました。
当時西宮の中心地、西宮中央商店街さくら通り便和市場の南東角。
西宮神社前という立地もあり、参拝客や通行人で大いに賑わいがありました。
しかし、その後はバブル崩壊に続き、1995年の阪神淡路大震災により店舗全壊。
止む無く一旦閉店となります。
周辺住民の支えや再開の要望から、閉店と同年夏に再建することとなりました。
時が流れ復興が進んでいき周囲はマンション街となる中、旧商店街の名残りがある現在地で店舗を継続。
皆様に良質なお布団をお届けし現在に至ります。
店舗情報
初一寝具店
住所 | 〒662-0915 兵庫県西宮市馬場町5-12 |
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最寄り駅 | 阪神電車本線 阪神西宮駅 南側 徒歩8分 西宮神社門前 |
電話 | 0798-22-4230 |
FAX | |
営業時間 | 11:30~18:00 |
定休日 | 日曜日 及び 祝祭日 |
午後営業について
午前は配達・引き取り・取引先との往来・里山の管理に専念しています。
店舗の営業時間は午後11時30分からとなっておりますのでご承知おきください。